業務の質問に行ったあの行政書士さんはなぜ役所に鬼ギレされたのか?

行政書士講座

こんにちは。ギバーのための経営塾!玄徳庵のこうめいです。

行政書士試験合格発表があり、嘘も本当もごちゃまぜにしていろんな情報が出回る時期なので、しばらくは私も行政書士向けの情報を出していこうかなと思います。

ということで、今日は玄徳庵のOBさんのこんな話をしていきましょう。

ある行政書士さんから「役所にものすごく怒られた」という話を相談されたことがありました。

その行政書士さんはとても素直な方で、周りの先輩たちが『行政書士の仕事は依頼が来たら担当の役所に行って聞けば教えてくれるよ』というアドバイスを、素直にきいて依頼で聞かれたことをそのまま役所に聞きに行ったそうです。

…………ちょっと待った!!!!

この時点で大きな間違いをしていることにあなたは気が付けますか?

気が付けていないなら、あなたおおんなじことして役所や先輩に分ちぎられちゃうかもしれませんよ。

先輩たちのアドバイスというのは、実は大事なことが省略して伝わっているということを知らないととんでもない痛い目に合います。

確かに、役所の人は協力的な人も多くいろんなことを教えてくれます。

そして、役所の人と一般の人をつなぐのが行政書士の役割の一つなので役所の人の意向を聞くことは何も悪くありません。

でもね……。

質問をするというのは、「丸投げで教えてもらう」ということではありません。

いままで、学校や予備校などで教えてもらうことが多かった人は特に気を付けてほしいんですが、1から10まで教えてくれる人なんてこの世の中に居ません。

自分で99%まで調べて、その知識があっているかどうか?または微妙なところがあるから確認に役所に問い合わせをして教えてもらうんです。

先輩への相談も同じ。

なんでも聞いてきてねといわれたもんだからって、何でもかんでもただで教えてもらえるなんてビックリする発想になる人が結構いるんですが、そういう人は軒並み廃業しています。

そう。開業するというのは、自分の頭で考えてその補完として、先輩や役所などそういった他の人の力を始めて借りることを繰り返していかないと、最初から誰かを頼る人は確実につぶれていくんです。

ということで、この行政書士さんはそのことに今回気が付くことができ、その後からはやり方を変えて今では中堅の行政書士さんとして活躍されています。

廃業する行政書士、廃業しない行政書士の違いはこういう小さなの心構え一つの違いで大きな差になって現れます。

あなたも、長く続けられる行政書士目指し自分の頭で考え、そして自分の力で調べる癖をつけてくださいね。

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