読書に時間がかかってなかなか読めない人のビジネス書の読み方

こんにちは。ギバーのための経営塾!玄徳庵のこうめいです。

さて、明日は15日(※この記事は、令和4年の記事を転記しました)ということで、玄徳庵では毎月15日に玄徳庵の生徒さん限定で参加できる「実践読書勉強会」を開催しています。

これは、みんなで同じ本を買い、それを読み進めながらビジネスに生かしていくというもので、狙いとしては『強制的に読書の時間を作る』ことで、経営者の器を広げ、仲間と共に自分一人では気が付けなかった視点に気が付く。これを目指す「上級コース」の授業

過去には、7つの習慣や自助論など手に取ったことはあるけど、何となく読んだだけだったり、積読になってしまっていそうな本を中心に取り扱っています。

ちなみに今扱っているのが、Dカーネギーの「人を動かす」です。

人を動かす 文庫版をお持ちじゃない方はこちらから購入できます

商売において、「人を動かす力」というのは絶対に必要不可欠です。しかも巷に出回っているただの表面的なテクニックではなく、しっかり本質を教えてくれる本といえばこの本だと思ってます

明日は、4時間目。もうそろそろ終わりに差し掛かってますが、一人でも多くの生徒さんが自分自身を磨くきっかけにしてくれればうれしいなと思います。

ところで、今日は読書の話をすると必ず出てくる「私本読むの遅いんです」問題について話をしていこうと思います。今回のはビジネス書に限ったお話ですよ。

さて、本を読むのが遅いことを悪としてとらえる風潮がありますが、それは、平成までの価値観です。だって、今の時代本を早く読んで中身を取り込みたいだけなら、ネットであらすじ検索すればいいし、

もっというのであれば、私の愛読書シリーズでもある(笑)『まんがでわかる』といったシリーズの本がたくさん出回っています。

漫画版の人を動かす

こんなのね!私なんかは、漫画で読んで授業に使えそうか検討し、いい本だと思ったら原作を買って読み込んで授業をやるようにしています。

だから、こうめいさんいろんな本知ってますね!と褒められると、原作読んでないものもあるんでちょっと恥ずかしいんですが(笑)

でも、漫画化されるということは、それなりにみんなに評価された本なので、自分では普段手に取らない本でも知ることができて私はいいなと思ってます。

話は戻して、つまり、早く中身を知りたいだけだったらこういうものを読むことでその悩みを解決することは十分にできる時代でもあるんです。

その一方で、まんがだとどうしても原作の全部が理解できるわけではありません。

そこで、気に入ったものは原作をやっぱり読む必要があるんですが、この時に、1度に全部を理解しようと読んでしまうと正直いくら読んでも前に話が進まないんです。

特に本というのは、「総論」から始まって「各論」に進む構成が多いので、一番最初が一番難しいことが多いです。

そこで頭を抱えてしまうと、その先にわかりやすく書いてくれているポイントがあるのにいつまでもそこにたどりつけず、時間だけが過ぎていってしまいます。

だから私がおすすめしているのは、3回ほど読むつもりで読書をすること。

1回目はとにかくわからなくていいので、最後まで何となく読み切ってください。

2回目は、全部読み終わった後にもうちょっと読んでみたいと思ったら気になった部分を中心に読み直してください。

3回目は、ふとした時に、あれ?あの本にこんなこと書いてあったよね??と思い出した時に辞書のように調べてそこの部分を読んでください。

こんな読み方でビジネス本の読む方はいいんじゃないかなと思うんです。

もちろん小説とかは、じっくり読んでほしいんですが、ビジネス書はじっくり読む本ではなく、自分の困ったことを解決する本なので、辞書を読む感覚やテキストを読むような感覚で、全部を理解しないとって頑張る必要はないんです。

ところが真面目な人ほど、一字一句にこだわってしまい本を読むことが苦痛で苦手になってしまいます。

実際私は千葉の柏にいたころ東京のお客さんとの打ち合わせで電車によく乗りましたが、駅構内の本屋さんで「まんがでわかる」の本を3冊買い、それを上野までの30分くらいで読み切り、帰りにその中で気に入った本の原作を上野の本屋さん等で買って帰る。

そんな生活をよくしてました。

そうすると、3冊分の知識が手に入り、さらに帰りの電車で気になった原作をまた30分読めるのでかなりの勉強時間になりました。

漫画版とはいえ、じっくり読んでいたら1冊1時間はかかるので、とにかくまずは全体に目を通し、ピンときたらもう一回読みなおす。そんな感じだったんですね。

本のいいところは、何度でも読み返せるところです。

だから、一度読んで終わりではなく一度さらっと読んで、自分に必要かどうかの判断をする。そして気になる本はしっかり読み込み、もっともっと必要な本は何度も辞書として引く。

こういう読書の仕方が私はいいんじゃないかなと思うんですよね。

そういう風に考えながら読むと、「わからなくってもいいや」という気持ちで読むことができるので、ちょっとだけ読書もはかどるんじゃないかなと思うんです。

よかったら試してみてくださいね。

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